ひざが痛くなってくると、階段の昇り降りはもちろん、歩くのも恐くなってきます。
しかし、ひざの痛みは放っておいても良くなりません。
むしろそのままにしておくと、ひざの痛みの症状はどんどん進行していきます。
そんな怖いひざの痛みですが、当整体院でも、ひざの痛みに悩まされている患者様が来院されます。
そのような患者様は、いきなり樂樂庵を選ばれるわけではありません。
その他の治療院で、鍼や整体を受けていた、有名な整形外科の先生にお世話になっていた、という方々が少なからずいらっしゃいます。
でも結果は、「一向に良くならない」ので、当院に通院されているのです。
実は、ひざを治療するには、ひざだけを施術しても意味ありません。
身体全体の動きを整える、自律神経の働きを正常に戻さなくてはいけないのです。

手術かひざの痛みを我慢するしかないという選択

八千代市にお住いのS.Kさん(女性)も、膝の軟骨が剥がれ病院に通いましたが一向に良くならず「手術をするか痛みと上手に付き合っていくかですね」とお医者様に言われていました。
しかし、ひざにメスを入れるのは怖いですし、かといって、必ず痛みが改善される保証もありません。
そこで「これは整体しかない」と思って、インターネットで検索し、楽楽庵に決められました。
その結果は、「あのひざの痛みが嘘のように無くなりました」と、ご感想をいただきました。
その理由は、当院の整体方法が、ひざそのものにアプローチするだけでなく、身体の晩ランスを整えている、自律神経から整える整体方法だからです。
その方法の解説の前に、ひざの痛みの原因について解説していきます。
まずは正しい知識を持つことが、治療の第一歩となります。

変形性ひざ関節症とは

中高年でひざの痛みで悩む人の8割は、「変形性ひざ関節症」といわれています。
変形性ひざ関節症は、ひざの軟骨が傷つくことで起こる症状です。
変形性ひざ関節症になってしまう原因は、ひざの軟骨の消耗、筋力低下、運動不足による肥満、血行不良にあります。

ひざの軟骨の消耗

健康な人のひざは、太ももの骨とすねの骨の間に6㎜程度の軟骨があり、これがクッションとなってひざにかかる衝撃を吸収しています。
しかし、歳を重ねてくると、水分や弾力がなくなってきます。
すると、軟骨がすり減ってしまい、本来のクッションの役目を果たせなくなり、これがひざの痛みに変わります。
そこから変形性ひざ関節症が進むと、軟骨がなくなってしまい、上の骨(太ももの骨)と下の骨(すねの骨)が直接くっついて、ひざ関節に炎症が起こります。
これがひざを動かすたびに起こる激痛の原因です。

筋力の低下

中高年に多いひざの痛みには、加齢による筋力の低下があり、ひざの痛みの進行を早めてしまいます。
70歳の人の脚の筋力は、30代の半分程度といわれています。
筋力がなくなってくると、ひざの弾力がなくなり、ますますひざ関節へ負担が加わるようになります。

運動不足による肥満

運動不足もひざを悪くする一因です。
運動不足で筋力が低下することはもちろん、体重が増えやすくなることも問題です。
人が歩行をするとき、体重の3倍の負荷がひざにかかるといわれています。
体重65kgの人なら195kg、80kgなら240kgもひざに負担がかかっている計算です。
それだけ負担がかかるわけですから、半月板や軟骨も損傷しやすくなります。

血行不良

血行不良は軟骨の弾力性をなくす原因です。
軟骨に必要な栄養は、血液で運ばれます。
運ばれた血液は、ひざ関節液から軟骨に吸収されます。
しかし、血行不良で軟骨に栄養が行きわたらないと、損傷部分の補修ができず、摩耗が進行してしまいます。

ひざの痛みの症状

ひざの痛みの症状は、主に3つにわかれます。
ひざに体重がかかったときに起こる痛み、ひざに関節液がたまって起こる痛み、ひざの曲げ伸ばしで起こる痛みの3つです。

ひざに体重がかかったときに起こる痛み

ひざの痛みは、初期はひざに体重がかかったときに起こります。
椅子から立ち上がるとき、歩きはじめ、寝床から起きるときなど、体重がひざにかかったときに起こりやすいです。
このような症状が頻繁に出はじめたら、変形性ひざ関節痛を疑った方が良いかもしれません。

ひざに水(関節液)がたまる

ひざに炎症が起こると、それを抑えようと関節液が分泌されます。
本来関節液は、軟骨に栄養を運んだり、関節をスムーズに動かす潤滑液の役目を果たすものですが、必要以上にたくさん分泌されると、関節が腫れて痛みを生じるようになります。

ひざの曲げ伸ばしで起こる痛み

階段の昇り降り、正座する、しゃがむなど、ひざの曲げ伸ばしで起こる痛みです。
この段階までくると、日常生活に支障をきたすようになります。

ひざの痛みの症状の進行度

ひざの痛みは、ある日突然痛くなるわけではありません。
ひざの痛みは徐々に進行していきます。
その進行度は4段階に分けられます。

【第1段階】前期

軟骨の消耗は少しずつ進行していきます。
その初期症状は、ひざの痛みではなく、椅子からの立ち上がりのときなどに、「カク」としたり、こわばったりと、ひざにちょっとした違和感を感じるようになります。

【第2段階】初期

ひざの軟骨のすり減りがはじまると、上の大たい骨と下のけい骨の隙間が狭くなってきます。
それが原因で、ひざを動かすたび違和感が強くなり、痛みも伴うようになります。

【第3段階】進行期

歩いているときにもひざの痛みを感じるようになります。
左右のひざの形が違ったり、O脚になるなど、脚が変形してしまう方もいらっしゃいます。
また、ひざに水がたまって痛むなどの症状も出てきます。

【第4段階】末期

末期段階は、ひざの軟骨がなくなってしまい、大たい骨とけい骨が直接触れ合ってしまい、それで関節に炎症が起こります。
そうなると、脚の変形と痛みで、立ち上がるのも歩くのも辛くなります。

ひざの痛みへの対処法

ひざの痛みが進行してしまうと、歩くのも起きるのも痛みが伴うようになり、引きこもりがちになってしまいます。
そうすると運動不足にもなり、筋力もますます低下してしまいます。
また、ひざが変形してしまっているため、関節がスムーズに動かないので、転倒を招く恐れもあります。
高齢者の転倒は、骨折や脳への損傷にもつながりやすく、寝たきりや死亡事故になることもあります。
このようにひざの痛みは、放っておくと悪循環を招きます。
やはり早め早めの対応で、ひざの痛みを治療しておくことは大事です。

運動療法

筋力トレーニングやひざの運動を行うことで、ひざを支える筋力が強くなったり、ひざの関節が柔らかくなり、ひざの痛みの軽減につながります。
また、変形性ひざ関節痛の進行を遅らせることにもなります。
ただ、無理な運動は返って状態を悪くします。
お医者様にかかっているなら、相談しながら行いましょう。

サポーター

サポーターをつけることにより、ひざ周りを固めることができます。
これが姿勢の安定につながります。
サポーターは保温効果もありますので、ひざの血行が良くなり、栄養が軟骨に行きやすくなるというメリットもあります。

ヒアルロン酸注射

ひざ関節にヒアルロン酸を注射し、軟骨に直接栄養を与える方法です。
変形性ひざ関節症は、ヒアルロン酸が減少しているケースが多いので、直接注射でこれを補います。

痛み止めを飲む

炎症を抑えて痛みを止める飲み薬があります。
一過性のものなら炎症が静まれば、それで治ってしまうこともあります。
痛みがひどい場合は、我慢しないでお薬で痛みを止めた方がよいでしょう。

湿布を貼る

湿布を貼って、炎症や痛みを止める方法です。
湿布薬は、一過性のひざの痛みには効く場合もありますが、症状の進行してしまっているケースには、気休め程度の効果しかないでしょう。

外科手術

変形性ひざ関節痛の症状がかなり進行してしまっている(ひざがまっすぐ伸びない、軟骨の消耗が激しいなど)、外科手術も選択肢に入ってきます。
外科手術には、関節鏡視下手術、人工関節、骨切手術の3種類があります。

関節鏡視下手術

ひざの中に小さいカメラ(関節鏡)を入れて、関節の中を観察し、必要に応じて軟骨のけばだった部分を切り取る手術です。
ひざに小さな穴をあけるだけなので、患者様の負担が少ない手術です。

人口関節手術

軟骨がなくなってしまった場合に、ひざの関節を取り除き、金属やプラスチックでできた人工の関節に取り替える方法です。

骨切手術

内反変形を矯正して、内側にかかる荷重を、正常な軟骨や半月板が残っている外側の関節に分散させる手術です。
O脚の人に行われます。

ひざの痛みの意外な原因とは?

と、ここまでひざの治療法についてお話しましたが、お薬による治療は一過性ものが多く、痛みを一時的に緩和するものしかないのが現状です。
そして、手術になると身体にメスを入れる上、完全に痛みが除去できるかどうかは術後でないとわかりませんから、不安がつきまといます。
また、術後に後遺症が出るケースもあり、ひざが重い、寒くなるとひざが痛むなど、元の状態に戻らないことがあります。

自律神経を整える整体でひざの痛みを改善

実は当整体院には、
「リハビリ運動など一生懸命にしてるのに全く効果が無い・・・」
「有名は整形外科に通っているのに全然痛みが取れない・・・」
「サポーターやシップ、サプリメントなどあらゆる手段は講じているのに痛みが良くならない・・・」

そんな患者様が、たくさん集まってきます。
しかしこのようなひざの痛みに悩まされていた方々も、当院の整体により、ひざの痛みを改善されていらっしゃいます。
それは、身体の不調の原因となっている、自律神経から整える「頭蓋骨矯正」にあります。
自律神経とひざの痛み、一見何の関係もない2つのように思えますが、実際は密接な関係にあります。

自律神経とひざの痛みの関係とは?

自律神経とは、人の生命に関わる部分をコントロールする神経です。
この自律神経が乱れると、体内の温度調整がおかしくなったり、血流が悪くなったりして、次第にそれが身体のバランスを崩していきます。
血流が悪くなれば、ひざの軟骨への栄養補給が十分に行われなくなり、軟骨の消耗が進んでしまいます。
血流や体温調整が上手くいかなければ、太りやすい身体にもなってしまいます。
また、身体のバランス崩れることで、姿勢が悪くなり、ひざへの負担も大きくなります。
もちろん、ひざ自体にアプローチすることも大切です。
しかし、身体の根本が良くなっていなければ、やはりそれは、お薬や湿布と同じように、一時的にしか良くならないのです。
運動療法や電気療法、鍼や一般的な整体を行っても、ひざの痛みが改善しないのは、部分でしか対処してないのが理由です。
だからこそ、当院の「頭蓋骨矯正」を行う整体方法で、多くの患者様がひざの痛みを改善されます。
自律神経が乱れている人は、頭蓋骨もズレていて、身体のバランスを崩しているケースが多いです。
頭蓋骨の歪みを整える「頭蓋骨矯正」を行うことで、自律神経の働きが戻り、全身の血流も改善され、姿勢も良くなってきます。
そして、ひざの状態が悪化している方は、手術を受けなくてはいけない状態になる前に、自律神経から整え、ひざの痛みの進行を遅らせておきましょう。
なくなってしまった軟骨を、さすがに元に戻すことはできません。
整形外科に通われている患者様も、当整体へ通ってこられますが、悪くなってしまってから良い状態へ戻すには、時間も労力も大変かかります。

ひざの痛みからの回復

では、最初にご登場いただいたS.K様のひざの状態はどうなったのでしょう?
続きをご紹介致します。
「出掛けた時は階段を使わずエレベーターやエスカレーターを探していましたが最近では階段もOKです。
樂樂庵に出会えた私はラッキーです。先生もどうもありがとう!
他にも腹痛と肌荒れで伺った際もその日のうちに、腹痛は治まり肌もだんだんと良くなっていきました」

と、日常生活に不安がなくなるまで、ひざの痛みが改善されました。
腹痛や肌荒れが治まったのも、自律神経のバランスを整えた効果です。
ひざの痛みは放っておかないで、悪くなる前に、自然治癒力整体樂樂庵に、今すぐお気軽にお問合せ下さい。