慢性的な頭痛は、対処療法では良くなりません。
頭痛の根本解決を目指すなら、頭蓋骨矯正で「歪み」を取り除く整体が必要です。
病院に通っても治療できない腰痛
船橋市にお住いのM様のお嬢様は、高2の春、学校でのスポーツのときに、不運なことにムチ打ちとなってしまいました。
しかもそれが原因で、頭痛がはじまり、吐き気、めまい、頭重感と症状が重なり、体調がどんどんひどくなっていきました。
症状を治療するため、整形、耳鼻科、神経内科、精神科といろいろな病院で診察してもらいましたが、一向に症状は治まりませんでした。
そこで原因究明のため、2ヵ月待ちで大学病院の脳神経外科まで診ていただいたのですが、診察結果は驚きの、「異常なし」でした。
一応処方された薬も飲んでみましたが、何も効果はなく、その間にも身体は徐々に弱っていきました。
そして、最終的にほぼ寝たきりとなり、学校も一週間に一度通えるかどうかの状態になってしまいました。
大学病院で診察していただいても「異常なし」、薬を処方されても効果なし。
しかしそんな状態でも、M様のお嬢様は、当院の整体治療で無事症状を完治されました。
なぜこのようなことが起こるのか?
それは、頭痛のメカニズムを理解した、樂樂庵独自の自律神経を活性化させる「頭蓋骨矯正」の整体方法にあります。
頭痛について
まず、当院の整体方法の前に、頭痛についておさらいしておきましょう。
頭痛を正しく理解することで、適切な対処方法をとることができます。
一口に頭痛といっても、命の危険に関わるものから、日常的に起こるものまで、さまざまな種類があります。
2014年に発行された国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)では、頭痛は一次性頭痛と二次性頭痛に分けられています。
国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)日本語版
一時性頭痛(日常的頭痛)の種類
片頭痛
ズキズキと脈打つように痛む片頭痛は、何かの原因で頭の中の血管が拡張することで起こります。
片目や両目のこめかみ付近や目の奥がズキズキ痛むのが特徴です。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、締め付けられるような鈍い痛みが特徴で、毎日継続して起こるタイプと一定期間だけ痛みが続くタイプの2通りあります。
緊張型頭痛は、身体的ストレスや精神的ストレスが原因とされています。
三叉神経・自律神経性頭痛
三叉神経・自律神経性頭痛は、群発頭痛、発作性片側頭痛、SUNCT/SUNA、持続性片頭痛の4種類があります。
群発頭痛にいたっては、えぐるような強い痛みが一定期間続きます。
二次性頭痛(命にかかわる危険な頭痛)の種類
くも膜下出血
くも膜下出血による頭痛は、脳動脈瘤の破裂によって起こります。
頭痛は、出血の仕方によって変わり、ひどい場合は、めまいや嘔吐、痙攣発作を伴い、意識を失うことがあります。
脳出血
脳出血は、脳の動脈が破れて、その血が脳の中にかたまりとなって、脳を圧迫することで起こる頭痛です。
頭痛は徐々にひどくなり、麻痺やしびれなどの神経症状を起こします。
感染症
ウィルスの感染で起こる頭痛です。
後頭部が強く痛み、38℃~39℃の高熱が出て、吐き気や嘔吐を起こします。
脳腫瘍
脳腫瘍による頭痛は、脳にできた腫瘍によって脳内の圧力が高まることで起こります。
頭重感や圧迫感があたま全体や一部に起こり、鈍痛が続き、当然の嘔吐やけいれんを併発します。
危険な頭痛
脳内の血管や腫瘍で起こる、命の危険にかかわる二次性頭痛の場合、整体による施術では対応できません。
次の症状に思い当たるときは、早急に病院で診察してもうらいましょう。
・今までにない強い頭痛
・突然の激しい頭痛
・頻度と痛みが増してくる頭痛
・発熱を伴う頭痛
・手足のしびれやけいれんがある頭痛
・意識がもうろうとなる
頭痛の原因
頭痛といっても、さまざま種類のものがあることをご理解いただけたかと思います。
たとえば、片頭痛では、何かが原因で脳内の血管が拡張し、それにより脳神経の「三叉神経」が刺激され、「神経ペプチド」とよばれる「痛みの原因となる物質」が放出されます。
これが、こめかみや目の奥がズキズキいたむ片頭痛です。
緊張型頭痛では、首や肩の筋肉が緊張で硬直し、血流が悪くなって筋肉に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて頭痛を引き起こします。
このように、頭痛の原因を一つには特定できません。
また頭痛にも、一時的なものや慢性的に続くものもあります。
しかし、共通していえるのは、慢性的な頭痛には「自立神経」が関係しているということです。
自律神経は、私たちが意識しなくても、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整してくれる大事な神経です。
それだけに、この神経が乱れることで、
・鬱などの自律神経失調症
・神経性胃炎
・メニエール病
・過呼吸症候群
などの症状を引き起こします。
自律神経の乱れ
頭痛が繰り返し起きて改善しない理由
この自律神経の乱れが、意外にも頭痛とも関係していているのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は、緊急時やストレス時に働き、心身を活発にする神経です。
副交感神経は、その反対に、交感神経により活性化された神経を治めて回復させる役目があります。
仕事で疲れても、翌朝スッキリ起きれるのは、睡眠時に副交感神経が働き、心身がリラックスして身体を回復してくれるからです。
その自立神経が乱れ、交感神経と副交感神経の調整のバランスが取れなくなると
・交感神経が活性化して血管の拡張が起こる→副交感神経が働かず血管が元に戻らない→頭痛の原因「神経プチペド」が放出される→頭痛が起こる。
・交感神経が活性化して、肩、首の筋肉の収縮が起こる→副交感神経が働かず筋肉の収縮が戻らない→脳や眼球に行く血流が悪くなる→頭痛が起こる。
といった状態になります。
副交感神経の働きが戻らなければ、常に上記のような状態になりやすくなり、頭痛がしょっちゅう起こってきます。
これが慢性的な頭痛の原因です。
つまり、頭痛が繰り返し起きても改善できないのは、自律神経の乱れが整えられてないからです。
頭痛は痛み止め薬を飲んでも良くならない
自律神経が乱れると、頭痛が起きるのは解説した通りです。
となれば、冒頭でお話ししたM様のお嬢様が、大学病院からお薬を処方されも症状が良くならなかったという現象も説明がつきます。
そう、自律神経の乱れという原因に対し、「痛み止め」や「痛みの緩和」をするだけの対処療法では、根本解決にならないのです。
誤解なきようにしていただきたいのですが、わたしは医学やお医者様を批判したいのではありません。
しかし、頭痛は頭痛という部分だけにアプローチするのではなく、自律神経の乱れも含めたトータルで身体全体を診なければいけないということを、これまで多くの患者様からの施術経験で学んできたからいえるのです。
その方が圧倒的に頭痛を改善される患者様が多かった事実もあります。
そして薬を使い続けるのがもっと怖いのは、体が耐性を持ってしまうことです。
本来ある、人間が持つ自然治癒の力がなくなり、薬に頼らないと痛みが治まらないという状況を招いてしまいます。
これは本当に怖い悪循環です。
初めて頭が軽くなった
M様とお嬢様は、その後は病院での治療から、接骨院でのマッサージに切り替えられました。
しかし、症状の改善は一向に表れません。
この深刻な状況が進むにつれ、本人様もご家族も希望もなく治療を続けているだけになってしまいました。
ご家族もそうですが、お嬢様が一番辛かったと思います。
希望のない毎日に、気持ちがどんどん追い詰められていきました。
そんなとき、いつもの様に「娘のために何か良い情報はないか?」とネットを検索していると、ふと当院のホームページに行き着き、「これだ!」と藁にもすがる思いでお申込みをされました。
そして樂樂庵の施術を受けられたのです。
お嬢様のご感想は、「初めて頭が軽くなった」でした。
その表情とお言葉に、M様は思わず涙されていました。
わたしの「必ず良くなりますよ。悪い状態に戻ることもないです」との言葉を信じて治療を開始していただき、徐々に徐々にお嬢様は元気を取り戻していかれました。
頭痛の施術方法
では、病院に行っても接骨院に通っても、お薬を飲んでも良くならなかったお嬢様の症状が、なぜ改善し始めたのでしょう?
それは、自律神経の乱れを整える、当院独自の「頭蓋骨矯正」の整体方法にあります。
頭蓋骨が歪んでいると、実は神経や血管が圧迫されてしまいます。
そうすると、血流が悪くなり、交感神経が刺激され、脳が緊張状態になってしまいます。
逆に、回復系の副交感神経の働きは弱まります。
だからこそ、頭蓋骨矯正で歪みを取り除き、副交感神経の働きを正常に戻すことが大切なのです。
すると、脳の緊張状態が解け、身体の回復系の働きが強くなります。
「頭蓋骨の歪みがそんなに身体に影響するのか?」と疑問になるかもしれませんが、歪みで起こる有名なものに顎関節症があります。
顎関節症はただのあごのズレですが、この症状が引き起こすものには、眼精疲労、激しい肩こり、顎関節部の激痛、耳鳴、手足のしびれや痛みなど、頭以外にも及びます。
一つの歪みを正常な部位でカバーしようとして、その他の部位も少しずつズレていき、いろいろな症状を併発させるのです。
人間の体は思う以上に、繊細なバランスで成り立っています。
だから、「頭蓋骨の歪みなんて」と侮るのは危険です。
筋肉の緊張をほぐす
自律神経の働きが整えば、筋肉の緊張もほぐれます。
筋肉の緊張が解け、必要以上の収縮が起こらなくなり、筋肉が和らいで血管や神経への圧迫も緩和されます。
血流が良くなれば、体の隅々まで栄養が運ばれ、体の自然治癒力も活性化されます。
疲労とストレスの軽減
自律神経のバランスを整えることで、回復系の副交感神経の働きも元に戻ってきます。
過剰なストレスや疲労は、交感神経を活性化させる原因で、これが自律神経の乱れの原因になります。
副交感神経の働きを良くすることで、ストレスや疲労がかかった場合でも、神経を休め深い睡眠をとることができ、身体が疲労やストレスを貯めることなく回復へと向かいます。
このように、頭痛の根本原因を取り除くには、頭蓋骨の歪みから矯正しなくてはいけないのです。
M様のお嬢様も、むち打ちという事故がきっかけで、頭蓋骨に歪みが生じ、それが自律神経のバランスを崩してしまっていたと考えられます。
だからこそ、その歪みを整える当院の整体で、原因不明と診察された症状が治療できたのです。
頭痛解消後に待っていた明るい未来
一度は学校に登校することも、ままならなくなってしまったお嬢様ですが、頭痛が回復に向かった後は、何とか卒業の出席条件をクリアされました。
そして、無事高校を卒業。
それだけでなく、センター試験に間に合い、見事合格、大学に通えるようになりました。
お母様は、「本当に夢の様です」とおっしゃっていただけました。
わたしも、若い女性に明るい未来が開けたことが、本当にうれしく思います。
頭痛に悩むあなたにメッセージです
最後に頭痛に悩むあなたに、M様からメッセージが届いています。
「何といっても施術が何の痛みもなく、短時間で負担がありません。
しかし効果は実感できるので、本人が喜んで受けるので続けることが出来た、これが一番です。
ぜひ試してください!」
慢性的な頭痛でお悩みなら、頭蓋骨矯正で根本改善を目指す樂樂庵へ、ぜひ一度お問合せ下さい。